はじめに
先日QE100というヘッドバンド型のイヤフォンを購入しましたが、AirPods Proのような分離型のヘッドフォンを新たに購入したのでレビューします。
T2のスペック
ノイズキャンセリングやIPX4相当の防水機能があるようですが、この記事ではレビュー対象外とします。
Bluetooth | 5.2 |
充電ポート | USB Type-C |
対応コーデック | AAC,SBC |
通信距離 | 約10m |
充電時間 | 約1.5時間(イヤホン)、約2時間(充電ケース) |
再生可能時間 | 7時間(イヤホン本体のみ)/35時間(充電ケース使用時) |
ドライバーユニット | 12mm径ダイナミックドライバー |
パッケージ
Amazonで購入して開封しましたが、パッケージは比較的高級感のある化粧箱でした。
背面には技適マークが記載されており、国内で安心して使用することができそうです。
箱を空けるとこのように説明書、本体、イヤーキャップとUSBの付属品が確認できます。
充電ケースの中はバッテリーが消費されないようフィルムで絶縁された状態で入っていました。
外観
本体
AirPodsのデザインを継承しつつ、ややエッジの効いたデザインになっています。
本体をAirPods Proと並べてみましたが、大きさはほぼ同じです。
装着感
実際に装着してみると本体の重量が45gというのもあり、違和感なく着けていられます。付属のイヤーキャップはペラペラの素材なので耳にフィットしない場合は別途用意したほうが良いかもしれません。
ケース
充電ケースをAirPods Proと比較してみましたが、AirPods Proのほうが高さがあり、厚みはT3のほうがありました。
iPhone12との接続
ペアリングの設定
初回設定時、充電ケースから取り出すと自動的にペアリングが開始されます。ACEFAST T2
という文字が出てくるので選択するだけでペアリングが完了します。
ペアリングが完了すると下記のような状態になります。
音質チェック
では、実際に音楽を聴いてみましょう。こちらもAirPods Proとの比較になります。
楽曲はアリシア・キーズのLesson Learnedと、マルーン5のMiseryを使いました。最初にAirPods Proで聴き、その後T2で聴いてみました。
ファースト・インプレッション
最初の感想は、AirPods Proが全体的にどの帯域も幅広く音が聴こえていて、あまりクセがなかったのに対し、T2では低音にかなり音像が寄っているという印象でした。だからといってT2が劣っているという感じではなく、低音が心地よく強調されているという感じです。
さらに聴き込んで
もう少し、詳細に聴き直していくとT2ではハイハットやシンバルなどの高域の音がAirPods Proに比べて弱いことに気が付きました。バランス的にはもう少し高域の音が出ていたほうが個人的には好みです。
操作感
AirPods Pro同様、イヤフォン本体の先端をタップすることで様々な操作を行うことができます。実際に使ってみたところ、タッチの感度はよく一度覚えてしまえばスマホを使わなくても曲の操作ができるので便利です。
音楽再生/停止 | 1回タップ |
受信/拒否 | 2回タップ |
モード切り替え | 2秒長押し(ANC/外部音取り込み/一般) |
前の曲 | 左のイヤフォンを2回タップ |
次の曲 | 右のイヤフォンを2回タップ |
Siri | 左のイヤフォンを3回タップ |
価格
2021年9月30日現在、T2の価格はAmazonで5,980円でした。比較しているAirPods Proが3万円前後であることを考えると約1/5の価格でこの性能であればコストパフォーマンスはかなり高いと思います。
まとめ
1年ほど前、2,3千円の完全分離型ヘッドフォンを購入したのですが、音質があまり良くなかったり、Bluetoothのペアリングが不安定で使わなくなってしまった経緯がありましたが、こちらのT2はAirPodsを意識した作りの良さを感じました。今回はまだジョギングでは使っていませんが、今後ジョギングなどでの使い心地も紹介できたらと思います。