筆者は熊谷に住んでいることもあり、夏場になるとエアコンの稼働時間があがるため電気代が跳ね上がります。日頃の疑問として、毎月の電気代がどんな内訳になっているのか気になったので消費電力を調べられる節電エコチェッカーなるものを購入してみました。
節電エコチェッカー ET30D
付属の説明書によると計測可能な電力は5Wから1,500Wまでとのこと。スマホの充電などでは消費電力が小さいため計測できないかもしれません。
外観
見た目はいたってシンプルです。液晶パネルが前面にあり、その下にリセット、+、ー、切り替えのECOボタンが並びます。
背面
背面に端子があり、こちらを壁のコンセントに刺します。
側面
計測したい機器のコンセントを側面に刺します。1,500W以上は計測できないので要注意です。
テスト
サーキュレーターを計測してみます。このサーキュレーターは風量が弱、中、強の3段階で切替可能になっています。ET30Dの側面にこのサーキュレーターのコンセントを刺して計測してみます。
風力弱の場合
風力弱ではおよそ消費電力は15Wとなりました。
風力中の場合
風力中の場合は27Wになりました。
風力強の場合
最後に風力強の場合です。こちらは一気に40Wになりました。強の設定だと弱のときのおよそ2.6倍の消費電力であることがわかります。
電気代の調べ方
消費電力が計測できるということで、ここからおおよその電気代も知ることができます。
ET30Dでは2つのモードで電気料金を測ることができます。1つは積算電気料金モードで、もう1つは1時間あたりの電気料金モードです。
積算電気料金モードとは
計測を開始してから現在までの電気料金を計測することができるようです。一度計測したデータはクリアするまで残り続けるようです。また、一度コンセントから抜いてもデータは1年間ほど残り続けるとのことです。クリアしたい場合は+とーボタンを同時に押すことで可能なようです。
上記はPanasonicのドラム式洗濯機で洗濯と乾燥を2回測定し終えた状態の積算電気料金を表示したものです。およそ一回で25.5円電気代が掛かっていることがわかりました。
1時間あたりの電気料金モードとは
1時間あたりの平均電気料金を表示するようです。平均値なので、ある程度長時間計測しないと精度が上がらないと思われます。(少なくとも1時間以上は計測が必要?)
まとめ
これまで家庭内すべての電気代でしかわからなかった情報が、ET30Dを使うことによって個々の電気機器の消費電力や電気代がわかるようになります。2019年9月15日時点でAmazonの価格1,001円だったので、筆者は今回2台購入してみました。ドラム式洗濯機や冷蔵庫、クーラーなど色々な家電製品の電力を調べてみようと思います。