YN560 IIIの内蔵ディヒューザーとキャップ式の別売りディヒューザーの光量をチェックしてみました。
調べてみたこと
YN560 IIIの内蔵ディヒューザー、別売りディヒューザーのそれぞれ効果がどの程度あるのか、また露出計で光量がどの程度変化するのかを調べました。
使用機材
- カメラ:D800
- ストロボ:YN560 III
- ディヒューザー:
- 露出計:Sekonic L-308S
設定情報
D800側の設定
- 焦点距離 60cm
- シャッタースピード 1/60
- 絞り値 f9.0
- ISO 100
YN560 IIIの設定
- 光量 1/32
- 照射角 50mm
L-308Sの設定
- シャッタースピード 1/60
- ISO 100
- コードレス測定
テスト1:光量の違いをチェック
まず、露出計Sekonic L-308Sを使い、YN560 IIIを正面から60cm先の箇所で確認してみました。
1回目 | 2回目 | 3回目 | |
外付けディヒューザーなし、内蔵ディヒューザーなし | 8.04 | 8.05 | 8.06 |
外付けディヒューザーあり、内蔵ディヒューザーなし | 5.61 | 5.63 | 5.63 |
外付けディヒューザーなし、内蔵ディヒューザーあり | 5.62 | 5.62 | 5.61 |
外付けディヒューザーあり、内蔵ディヒューザーあり | 4.04 | 4.04 | 4.04 |
※数値の単位はF値です
外付け、内蔵、ともにほぼ同じ値になりました。ただし、これは正面での測光値なので周辺部では差が出ると思います。また、外付けと内蔵を両方とも有効にすると何も付けなかった場合に比べてほぼ1/2の光量になることがわかりました。
テスト2:撮影効果の違いをチェック
次にYN560 IIIを右斜め前50cmで45度あたりからディヒューザー有り無しでテストしてみました。
外付けディヒューザーなし、内蔵ディヒューザーなし 外付けディヒューザーなし、内蔵ディヒューザー有り 外付けディヒューザー有り、内蔵ディヒューザー無し 外付けディヒューザー有り、内蔵ディヒューザー有り
さいごに
思ったほど外付けと内蔵ディヒューザーの差がありませんでしたが、外付けのディヒューザがあると、内蔵のものと組み合わせて光の回り込み方などを微調整できそうです。価格もそれほど高くないので持っておいて損はないと思います。
価格について(2013/08/22追記)
amazonが送料込みで7900円となっていて、おそらく一番安いのではないでしょうか?ただ、Amazonの価格も日々変動しているようで、8000円を超える場合もあるようです。私もAmazonで購入しました。ちなみにkakaku.comでの取り扱いは現在は無いようです。
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