エレクトロニクス

WSL2 で Ubuntu のデフォルトシェルを fish に変更する方法

背景

WSL2ではデフォルトのシェルがbashですが、fishは構文の強調表示や自動補完が豊富で、初心者にも扱いやすいシェルとして人気があります。ここでは、Ubuntu上でfishをインストールし、デフォルトシェルとして設定する手順を紹介します。

手順

  1. fishをインストールします。以下のコマンドを実行してパッケージを更新し、fishをインストールします。
sudo apt update
sudo apt install fish
  1. fishのパスを確認します。次のコマンドでfishの場所を確認します。
which fish

通常は /usr/bin/fish が表示されます。

  1. デフォルトシェルをfishに変更します。以下のコマンドでデフォルトシェルを変更します。
chsh -s /usr/bin/fish

上記でエラーが出る場合は、/etc/passwd を編集するか、~/.bashrc の最後に exec fish を追加して、bash起動時にfishを立ち上げる方法もあります。

  1. ターミナルを再起動して、fishがデフォルトで起動することを確認します。

まとめ

fishをデフォルトシェルに設定すると、豊富な自動補完や構文強調表示により作業効率が向上します。WSL2でも簡単に実施できるので、ぜひ試してみてください。

  • この記事を書いた人

たけぞう

熊谷に住みながら都内のIT企業でエンジニアをしています。ガジェットやアウトドア用品についてレビューをしていきます。 趣味はスポーツジムでトレーニングやジョギングをすることです。

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