背景
WSL2でのデフォルトシェルは bash ですが、zshと oh-my-zsh を使うと豊富なプラグインやテーマでシェルを自分好みにカスタマイズできます。ここではWSL2上のUbuntuでzshと oh‑my‑zshをインストールし、テーマを変更する手順をまとめます。
手順
- zshをインストールします。以下のコマンドを実行します。
sudo apt update
sudo apt install zsh
- デフォルトシェルを zsh に変更します。
chsh -s /bin/zsh
- oh‑my‑zshをインストールします。公式のインストールスクリプトを wget/curl でダウンロードして実行します (Installing Zsh and Oh-my-zsh on Windows 11 with WSL2) 。
sh -c "$(wget https://raw.github.com/robbyrussell/oh-my-zsh/master/tools/install.sh -O -)"
- テーマを変更します。
~/.zshrcのZSH_THEMEを好みのテーマに変えます。たとえば、agnosterテーマにするには以下の行を書き換えます (Setting up Windows Subsystem for Linux with zsh + oh-my-zsh …) 。
ZSH_THEME="agnoster"
ファイルを保存して新しいターミナルを開くと、指定したテーマが適用されます。
まとめ
oh‑my‑zshを実装することで、zshの機能をさらに拡張し、見た目や便利性を大きく向上できます。好みのテ
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さらにカスタマイズを深める
WSL2 上で oh‑my‑zsh を使ってシェル環境をカスタマイズする際には、テーマの変更だけでなく、さまざまなプラグインやエイリアスの活用も視野に入れておくと良いでしょう。oh‑my‑zsh には git、docker、kubectl など多数のプラグインが同梱されており、.zshrc 内で plugins=(git docker kubectl) のように指定するだけで便利な補完やコマンド短縮が有効になります。初めて導入する場合は git プラグインから試してみると、ブランチ情報やステータスがプロンプトに表示され、作業効率が大きく向上します。
さらに、zsh のエイリアス機能を使えば、長いコマンドや頻繁に使うオプションを短縮形で呼び出せます。たとえば、長い apt‑get update コマンドを短くするために alias agu=‘sudo apt‑get update && sudo apt‑get upgrade’ のように .zshrc に記述しておくと、パッケージの更新をワンコマンドで済ませることができます。エイリアスは日々の作業に合わせて柔軟に追加・削除できるため、自分の作業スタイルに合わせてカスタマイズすることが可能です。
また、プロンプトの表示内容をカスタマイズすることで、作業ディレクトリや仮想環境の状態、現在の時刻などを一目で確認できるようになります。POWERLEVEL10K などの高度なテーマは、設定ウィザードによって好みの情報を選択するだけで、色分けされた美しいプロンプトを生成してくれます。自分の開発環境に合わせてテーマを選び、フォントやアイコンをインストールしておくと、見た目が格段に良くなり、作業のモチベーションも上がるでしょう。
加えて、oh‑my‑zsh の設定は再現性のある dotfiles 管理にも向いています。GitHub などで dotfiles リポジトリを管理し、.zshrc やプラグイン設定ファイルをバージョン管理しておけば、複数の環境間で同じ設定を簡単に共有することができます。新しい PC や仮想マシンをセットアップする際にも、リポジトリをクローンしてシンボリックリンクを張るだけで、いつものシェル環境が手に入ります。このように、WSL2 と oh‑my‑zsh を組み合わせることで、Windows 上でも快適かつ効率的な開発環境を整えられるので、ぜひ試してみてください。
さらにカスタマイズを深める
WSL2 上で oh‑my‑zsh を使ってシェル環境をカスタマイズする際には、テーマの変更だけでなく、さまざまなプラグインやエイリアスの活用も視野に入れておくと良いでしょう。oh‑my‑zsh には git、docker、kubectl など多数のプラグインが同梱されており、.zshrc 内で plugins=(git docker kubectl) のように指定するだけで便利な補完やコマンド短縮が有効になります。初めて導入する場合は git プラグインから試してみると、ブランチ情報やステータスがプロンプトに表示され、作業効率が大きく向上します。
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WSL2 上で oh‑my‑zsh を使ってシェル環境をカスタマイズする際には、テーマの変更だけでなく、さまざまなプラグインやエイリアスの活用も視野に入れておくと良いでしょう。oh‑my‑zsh には git、docker、kubectl など多数のプラグインが同梱されており、.zshrc 内で plugins=(git docker kubectl) のように指定するだけで便利な補完やコマンド短縮が有効になります。初めて導入する場合は git プラグインから試してみると、ブランチ情報やステータスがプロンプトに表示され、作業効率が大きく向上します。
さらに、zsh のエイリアス機能を使えば、長いコマンドや頻繁に使うオプションを短縮形で呼び出せます。たとえば、長い apt‑get update コマンドを短くするために alias agu=‘sudo apt‑get update && sudo apt‑get upgrade’ のように .zshrc に記述しておくと、パッケージの更新をワンコマンドで済ませることができます。エイリアスは日々の作業に合わせて柔軟に追加・削除できるため、自分の作業スタイルに合わせてカスタマイズすることが可能です。
また、プロンプトの表示内容をカスタマイズすることで、作業ディレクトリや仮想環境の状態、現在の時刻などを一目で確認できるようになります。POWERLEVEL10K などの高度なテーマは、設定ウィザードによって好みの情報を選択するだけで、色分けされた美しいプロンプトを生成してくれます。自分の開発環境に合わせてテーマを選び、フォントやアイコンをインストールしておくと、見た目が格段に良くなり、作業のモチベーションも上がるでしょう。
加えて、oh‑my‑zsh の設定は再現性のある dotfiles 管理にも向いています。GitHub などで dotfiles リポジトリを管理し、.zshrc やプラグイン設定ファイルをバージョン管理しておけば、複数の環境間で同じ設定を簡単に共有することができます。新しい PC や仮想マシンをセットアップする際にも、リポジトリをクローンしてシンボリックリンクを張るだけで、いつものシェル環境が手に入ります。このように、WSL2 と oh‑my‑zsh を組み合わせることで、Windows 上でも快適かつ効率的な開発環境を整えられるので、ぜひ試してみてください。
また、プロンプトの表示内容をカスタマイズすることで、作業ディレクトリや仮想環境の状態、現在の時刻などを一目で確認できるようになります。POWERLEVEL10K などの高度なテーマは、設定ウィザードによって好みの情報を選択するだけで、色分けされた美しいプロンプトを生成してくれます。自分の開発環境に合わせてテーマを選び、フォントやアイコンをインストールしておくと、見た目が格段に良くなり、作業のモチベーションも上がるでしょう。
加えて、oh‑my‑zsh の設定は再現性のある dotfiles 管理にも向いています。GitHub などで dotfiles リポジトリを管理し、.zshrc やプラグイン設定ファイルをバージョン管理しておけば、複数の環境間で同じ設定を簡単に共有することができます。新しい PC や仮想マシンをセットアップする際にも、リポジトリをクローンしてシンボリックリンクを張るだけで、いつものシェル環境が手に入ります。このように、WSL2 と oh‑my‑zsh を組み合わせることで、Windows 上でも快適かつ効率的な開発環境を整えられるので、ぜひ試してみてください。