JIRA

さくらインターネットを使ってJIRAをインストール(サーバ設定編)

さくらインターネットのVPSを使ってJIRAをインストールするために必要な作業ログをまとめました。

1.さくらインターネットの会員登録ならびにVPSの契約

まず、さくらインターネットに会員登録してVPSの契約を行います。

料金表のURLに行くと下記のような表が表示されるので、希望のスペックを選択します。

(ここでは\"さくらのVPS 1G\"を選択します)

VPS料金表

VPS料金表

会員登録が完了してしばらくすると登録したメールアドレス宛てに申込受付完了ならびに仮登録完了メールが送信されます。

次に仮登録完了メールを開き、《VPSコントロールパネル ログイン情報》の情報を確認してください。

URLをブラウザで開きコントロールパネルにIPアドレスとパスワードを入力してログインしてください。

ログインに成功したらコントロールパネルから「起動」をクリックして仮想サーバを立ち上げます。

コントロールパネル

コントロールパネル

起動に成功するとステータスが「稼働中」になります。

以上でさくらインターネットの会員登録とVPS契約が完了したことになります。

2.SSHの設定

次に作業PCからサーバにSSH接続するための設定をします。

作業PCで公開鍵の作成

ssh-keygenを使って秘密鍵と公開鍵のペアを作成します。

[plain]

$ ssh-keygen -b 1024 -C xxxx // xxxxに適当な名前を入力します
Generating public/private rsa key pair.
Enter file in which to save the key (/Users/kawai/.ssh/id_rsa): // Enter
Enter passphrase (empty for no passphrase): // パスフレーズを入力
Enter same passphrase again: // パスフレーズの再入力
Your identification has been saved in /Users/kawai/.ssh/id_rsa.
Your public key has been saved in /Users/kawai/.ssh/id_rsa.pub.
The key fingerprint is:
xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx xxxx
The key\'s randomart image is:
[/plain]

上記で~/.ssh/以下にid_rsaとid_rsa.pubが作成されます。

rootでサーバへSSHログイン

VPSにrootでログインします。

[plain]

local$ ssh (ホスト名).sakura.ne.jp -l root

※Passwordを聞かれたら仮登録完了メールに書いてあるパスワードを入力

[/plain]

作業用アカウントの作成

rootでログインした状態で、普段の作業を行うための作業アカウントを作成します。

[plain]

remote# useradd xxx // ユーザ名xxxは任意

remote# passwd xxx // パスワード設定

remote# usermod -G wheel // wheelグループに設定

remote# visudo // wheelグループにsuコマンド権限を与えます

以下をアンコメント

%wheel  ALL=(ALL)       ALL

[/plain]

今はrootユーザになっているのでユーザ名xxxに切り替えます。

[plain]

remote# su - xxx

remote$ ssh-keygen -b 1024 -C xxxx // サーバ側にも秘密鍵を作成します

[/plain]

サーバに公開鍵を設定

今度は再び作業PCに戻り、2.sshの設定で作成した公開鍵をサーバに転送します。

※以下は作業用PCでのコマンドです

[plain]

local$ scp ~/.ssh/id_rsa.pub ユーザ名@ (ホスト名).sakura.ne.jp:

[/plain]

転送が作成したらサーバ側に転送されたid_rsa.pubを設定します。

※以下はサーバ側でのコマンドです

[plain]

remote$ cat ~/id_rsa.pub >> ~/.ssh/authorized_keys

remote$ chmod 600 ~/.ssh/authorized_keys

[/plain]

以上でサーバに作業PCの公開鍵が設定されました。

作業PCから以下のコマンドを確認してください。

[plain]

local$ ssh ユーザ名@ (ホスト名).sakura.ne.jp

[/plain]

初回のみパスフレーズの入力が必要ですが、2回目以降サーバにパスフレーズなしでログインできたらOKです。

サーバのログイン設定を変更

サーバ側の設定を変更し、公開鍵の設定されていないPC以外からはログインできないようにします。

[plain]

remote$ sudo vi /etc/ssh/sshd_config
※以下をアンコメント

PermitRootLogin no

PasswordAuthentication no

UsePAM no

[/plain]

サーバの文字コード設定

[plain]

remote$ sudo vi /etc/sysconfig/i18n

下記のように変更します

LANG="ja_JP.UTF-8"

SYSFONT="latarcyrheb-sun16"

[/plain]

以上でサーバの準備は完了です。

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  • この記事を書いた人

たけぞう

熊谷に住みながら都内のIT企業でエンジニアをしています。ガジェットやアウトドア用品についてレビューをしていきます。 趣味はスポーツジムでトレーニングやジョギングをすることです。

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