熊谷という都心からほど遠い地域に住んでいるのですが、自宅のネット環境用に契約している@nifty光のv6プラスにしたところ、かなりネットワーク環境が大きく改善しました。
v6プラスとは
@niftyではIPv6のサービスが2種類あり、1つが IPv6接続オプション
でもう一つが v6プラス
です。
詳しい説明は上記@niftyのURLに書いてありますが、接続速度に関してだけ説明すると、IPv6接続オプション
はIPv4での接続に改善を期待できません。
具体的にはGoogleやFacebookはIPv6ですが、Yahoo!やAmazon、楽天などは未だにIPv4です。(2019/11/17時点)
どのサービスがIPv6に対応しているか確認したい場合は if ipv6
というChrome拡張を使うと便利です。
v6プラスの注意事項
v6プラス
を利用することでいくつか制約事項があります。
固定IPが使えない
まず、固定IPアドレスが使えないということです。v6プラスでは1つのIPv6アドレスを複数の契約者が共有する形になるため、1契約者だけの固定IPアドレスを割り当てることができないためです。
特定のポートやプロトコルが使えない
IP電話など特定のポートを利用するサービスが使えない場合があります。ただし、送信側と受信側でポート番号を変更できる場合はポートフォワーディングなどを使えば利用できる場合があります。
@niftyの契約コースは?
私が契約しているのは@nifty光 マンションタイプ 3年プランです。このプランのオプションであるIPv6接続オプションを契約することで v6プラス
が利用可能になります。
接続機器の構成
v6プラスを利用するためには対応ルーターが必要になります。動作確認されているルーターは下記のリンクから確認できます。筆者は Aterm WG2600HS
を購入しました。
自宅の機器構成
筆者のネットワーク機器の構成はこのようになっています。
GE-ONUは光フレッツなどに加入する際にNTTから貸与される終端装置で、契約者が別途購入する必要はありません。(多くの場合はプロバイダ契約後に工事という形で業者が設置ならびに設定するケースが殆どだと思います)
設定なしでいきなりつながる
v6プラス
の場合は Aterm WG2600HS
の設定をしなくてもいきなり利用可能になります。こういった作業が苦手な方にはとてもありがたいですね。
@niftyのv6プラスに Aterm WG2600HS
を使用した場合の速度はこのようになりました。下りが321.9Mbpsで上りが470.3Mbpsです。この速度が出れば4K動画コンテンツでもストレスなく再生することができます。
@niftyのv6プラスは無料!
@niftyのv6プラスは無料です。固定IPやIP電話などを使っていなくて、自宅のネットワーク速度を改善したいと思っている方にはとても魅力的なサービスですよね。
@niftyのv6プラスの申し込み方法
実際にv6プラスを使ってみたい方は下記のリンクから申し込むことができます。