Mac miniにRADEON RX VEGA 64を増設して動画製作を快適にしました

Razer X eGPUApple製品
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Osmo Pocketなど4Kの動画編集が身近になっていますが、MacBook ProやMac miniは高額なカスタマイズをしてもあまりコスパの良いパフォーマンス改善は難しいのが現状です。ただし、macOSはeGPU(外付けビデオアクセラレーター)といって、外部のグラフィックボードをThunderbolt3経由で接続してGPUとして機能させることができます。そこで、Mac mini 2018モデルにRadeon RX Vega64をeGPUとして数ヶ月使用したので使用感などお伝えします。

構成

eGPUボックスとグラフィックスカードの組み合わせはAppleの公式サイトを参考にしてください。

Mac で外付けのグラフィックプロセッサを使う
Thunderbolt 3 を搭載した Mac で macOS High Sierra 10.13.4 以降を実行していれば、外付けのグラフィックプロセッサ (eGPU と呼ばれることもあります) を接続して、グラフィックス性能を底上げすることができます。

使い方

Radeon RX VEGA64などAppleが公式サポートしているグラフィックカードはドライバのインストールなどが不要なため、接続するだけですぐに利用可能になります。具体的にはRazer Xの背面からThunderbolt3ケーブルをMac miniのThunderbolt3ポートに接続し、同様にDisplayPortをディスプレイ背面のDisplayPortと接続します。設定はこれだけです。

Thunderbolt3ケーブルは見た目がUSB-Cケーブルと似ているため間違えないようにしてください。また、eGPUボックスをデスク下に設置する場合は長めのThunderbolt3ケーブルが必要になります。少々値段が高いのですが、デスク下に設置することでスペースを有効活用できるのでおすすめです。

Razer X Backpanel

macOSがeGPUを認識するとメニューバーに下記のようなアイコンが表示されます。

内蔵GPUとRadeon RX VEGA64の性能差

Radeon RX VEGA64をeGPUとして使用した場合に内蔵GPUとどの程度の性能差があるのでしょうか。ベンチマークなどでは実際の効果がイメージしづらいため、Osmo Pocketで4K/60FPS撮影した映像データをDavinci Resolveでエンコードしてみました。

元の映像データはOsmo Pocketで4K/60FPSとして撮影した5分(4GB)程度の動画をDavinci Resolveで下記の設定としてエンコーディングしてみました。

まず、eGPUを利用しながらのエンコーディングです。Davinci ResolveはeGPU対応アプリケーションのため、環境設定でRadeon RX VEGA64が正しく表示されます。

エンコーディングを開始し、アクティビティモニタでチェックしてみました。エンコーディング中にRadeon RX Vega 64のGPU負荷が高くなり、内蔵のIntel UHD Graphics 630は殆どGPUリソースが使用されていないことがわかります。

内蔵GPUとeGPU経由でのRadeon RX Vega 64の結果は下記のとおりです。

内蔵GPU Intel UHD Graphics 630

処理時間:49:22秒

Radeon RX Vega 64

処理時間:13:11秒

5分の映像でこの時間差なので、15分の動画などでは1時間以上の違いが出てきます。費用対効果としてはかなり良いのではないかと思います。

Radeon RX Vega 64は価格が下落している

Radeon RX Vega 64は1年前に比べると現在3万円前後となっておりかなり価格が落ちてきています。

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eGPUボックスも3万円台で購入できるので、7万円ほどでグラフィック性能をアップグレードできます。ちなみにAppleストアで販売しているBlackmagic eGPU ProはRadeon RX Vega 64より性能が劣るRadeon RX Vega 56を使用しており、価格が¥149,000 (税別)なので半値以下でそれ以上の性能を手に入れることができます。

MacBook ProでもeGPUは使えます

私のようにMac miniとMacBook Proなど2台のmacを所有している方はどちらにもThunderboltケーブル1本でeGPUを利用することが可能になります。2台とも内蔵GPUをアップグレードしなくてもeGPUならどちらにも適用できるのが地味に便利だったりします。

まとめ

たけぞう
たけぞう

eGPUを使う前はエンコードの時間がやたら長いので、家族の動画を撮影しても編集するのが億劫になっていましたが、eGPUを導入することで動画編集がサクサクできるようになり、今では週末に家族の動画を撮影し、その日のうちにささっと編集することができるようになりました。

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