本記事の執筆時点でのファームウェアバージョンは以下の通りです。
Camera Firmware V1115.04
Gimbal Firmware V1002.B
FIMI PALMの設定にMulti-Framesというものがあります。説明書に書いていないのでどういった設定を行うものなのかわからなかったので試してみました。
Multi-Framesは画角と解像度を変更するためのもの
結論から言うと、Multi-Framesは画角と解像度を変更するための設定でした。
Multi-Framesの画面をタップするとアイコンが3種類変化しますが、それぞれに応じて撮影時の解像度が変化します。
初期設定
初期設定時である上記のアイコン表示の場合は、設定に応じて解像度が下記のようになります。
設定 | 解像度 |
4K | 3840 x 2160 |
2K | 2716 x 1524 |
1080P | 1920 x 1080 |
近接設定(タップ1回)
設定画面を1回タップした状態では、拡大されたようなアイコンに変化します。この設定時は4Kや2Kでの撮影はできなくなり、1080P固定(1920 x 1080)になります。
設定 | 解像度 |
4K | 設定不可(1080Pに自動的に変更) |
2K | 設定不可(1080Pに自動的に変更) |
1080P | 1920 x 1080 |
ワイド(タップ2回)
設定画面を2回タップした状態では、ワイド型のアイコンに変化します。こちらで撮影する場合は横長の画角になります。
設定 | 解像度 |
4K | 3528 x 1500 |
2K | 2580 x 1100 |
1080P | 1800 x 800 |
まとめ
スマホやOsmo Pocketなどでの画角を想定している場合は初期設定のままで良いと思います。Multi-Framesの初期設定アイコンと近接設定アイコンは違いが若干わかりにくいため、意図しない設定で撮影しないように注意が必要かもしれません。