2014年10月8日の皆既月食を自宅のベランダから撮影してみました。
インターバル撮影とは(http://ja.wikipedia.org/wiki/低速度撮影)
低速度撮影(ていそくどさつえい)とは高速度撮影とは逆にカメラの回転速度を低くして、つまり撮影するコマ数を24枚/秒(ビデオの場合には30枚/秒)より少なくして撮影する技法。一般的にはコマ落としなどと言われている。スピード感ある効果が出るため、決闘や戦闘のシーン、追跡のシーンなどで用いられることがある。事実、マキノ雅弘は戦前の作品においてこの効果を出すためにコマ落としを好んで使った。シャッタースピードの調整が不十分な低速度撮影の場合、ちょこまかと動く不自然な動きになってしまうが、シャッタースピードを通常の撮影よりも遅く調節すればほぼ通常撮影のときと同等の自然感が出せる。
何はともあれ動画です。このような感じで月食の進行がわかりやすく表現できていると思います。
機材
今回使用したのは以下の機材です。
- Nikon D800
Nikon デジタル一眼レフカメラ D800 ボディー D800 posted with カエレバ ニコン 2012-03-22
- Nikon AF-S Nikkor 70-300mm 1:4.5-5.6G
Nikon 望遠ズームレンズ AF-S VR Zoom Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED フルサイズ対応 posted with カエレバ ニコン 2006-12-07
- Manfrotto 190CXPRO4
Manfrotto 190シリーズ プロカーボンファイバー三脚・4段 MT190CXPRO4 posted with カエレバ マンフロット 2014-02-28
セッティング
- 焦点距離:300mm
- F値:5.6
- ISO:6400
- シャッタースピード:1/6
- 本体設定でインターバル撮影
インターバル撮影の設定手順
MENUボタンを押して撮影メニューから「インターバルタイマー撮影」を選択します
「開始トリガー」を選択します
撮影間隔を00:00\'30\'\'(=30秒)に設定します
撮影回数Xコマ数は600 x 1 = 0600にしました。
以上で30秒間隔で600回撮影するという意味になります。
(実際にはそんな撮影会数は必要ありませんが、多めに設定してあります)
設定に問題なければ開始します。(OKボタンを押すと撮影が開始されます)
※事前にアングルやピントは合わせておいてください。
撮影したJPG画像をリサイズ
撮影が終わったら、画像品質はBASICにしてありましたのでこれをリサイズします。
画像をPCにアップロードして、OSXのTerminalアプリより下記のコマンドを入力します。
[plain]
$ cd /path/to/jpegfiles
$ convert DSC_*.JPG -resize 20% resized_%06d.JPG
$ convert -delay 10 -loop 0 resized_*.JPG animated.gif
[/plain]
注意点はconvertの際、必ずDSC_001.jpg、DSC_002.jpgのように連番のファイルを用意しておくことです。
問題なく処理できるとanimated.gifという名前のアニメーションGIFファイルが生成されていると思います。
アニメーションGIFをmp4に変換したい場合
Youtubeなどで公開するために、アニメーションGIFをmp4の動画ファイルに変換したい場合は下記のサービスを使うと便利です。
作成したアニメーションGIFをアップロードするとmp4形式に変換されてダウンロードできるようになります。