MacMini 2018のBluetooth不具合をUSB-BT40LEで改善した話

エレクトロニクス

TL;DR

  • MacMini 2018のBluetoothにKORG microKEY Airを接続すると不安定に
  • 接続が切れたり、接続しても鍵盤の反応が鈍かったりと実用に耐えられない状態
  • 内蔵のBluetoothコントローラーに原因がありそうなのでIO-DATA USB-BT40LEに変更したところ改善したので手順をまとめておきます

MacMini 2018のBluetooth不安定問題

自分が購入したMacMiniがはずれ個体なのかとも思いましたが、色々調べると似たような症状でトラブルにあっている方が他にもいるようなので、これは設計上の欠陥のようです。私の場合はmicroKEY AirにもFilcoのキーボードMinila AIRやロジクールのマウスM557などでBluetooth機器を使ってきましたが、たまに不安定になることがある程度であまり気にしていませんでした。MIDIキーボードの場合は楽器なので少し反応が遅れるだけでも演奏に影響が出てしまうのです。

mac mini 2018 bluet… - Apple コミュニティ

ネットで調べると対処法としてBluetoothと同じ周波数帯域のWifi 2.4GHzを使用しない。SMCリセットをするなど色々書いてありますが、私が試した限りでは改善しませんでした。私はiPad AirやiPhoneも所有しているため、これらの機種にmicroKEYを接続した場合は全く問題が出ないのです。MacMini2018のbluetoothコントローラーに問題があると仮定して、USB接続のUSB-BT40LEを接続して試してみることにしました。

USB-BT40LEはコントローラーのチップがBroadcom製でドライバーのインストール不要でmacOSに認識されました。

設定手順

USB-BT40LEがMacに認識されるとして、実際に使う際にはMacMini内蔵のBluetoothコントローラーを無効化し、USB-BT40LEを有効化する作業が必要になります。この作業をしないとMac内蔵のBluetoothコントローラーに接続してしまう可能性があるためです。

では、Bluetoothコントローラーの切り替えはどのように行えば良いのでしょうか。

私はCatalinaを使用しているので、Big Sirの場合はわかりませんがHarware IO Tool Kitというアプリケーションを使うことで切り替えることができました。ダウンロードは下記から`Hardware IO Tools for Xcode 7.1`を選択してダウンロードしてください

Sign In - Apple
Sign in with your Apple ID

Hardware IO ToolsをダウンロードしたらdmgファイルをダブルクリックしてマウントされたイメージからBluetooth Explorerというアプリを起動します。

Bluetooth Explorerが起動したらメニューのTools > HCI Controller SelectorでBluetoothホストコントローラーの設定を行います。

Host Controller Selectorのウィンドウから”Broadcom”のコントローラーを選択し、Activateボタンをクリックします。すると下記の画面のように[ACTIVATE]という文字が表示されるようになります。

この作業を行うことでBluetoothコントローラーがMacMini内蔵のものからUSB-BT40LEに切り替わります。なお、この作業は一度設定すると再起動後でも有効になるようです。ですのでMacを起動するたびにこの作業を行う必要はありません。

プルダウンメニューのBroadcom〜を選択してActivateします

この作業を行うと、当然ですが内蔵Bluetoothとペアリングしていた機器はすべて切断されます。新しいBT40LEと再度ペアリングの設定を行う必要があります。

さいごに

M1チップのMacも発表されましたが、DTMではApple Sillicon未対応の製品も多く、まだまだインテルMacの需要はありそうです。特に最近ではBluetooth対応の機材も増えてきているのでMacMini2018を使用されている方の参考になれば幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました