MacユーザーでParallels Desktop上にWindows10を使用している環境で、パーティション管理ソフトのEaseUS Partition Masterを使ってWindowsのパーティションサイズを縮小する手順をまとめました。
やること
Windows10がインストールしているC:ドライブ(80GB)をE:ドライブ(128GB)にOS移行します
Parallels構成でディスクを追加
最初にOSを移行する先となるディスクを用意します。方法は簡単で、Parallels Desktopのコントロールセンターから歯車アイコンを選択します。
左下のあるプラスボタンをクリックしてハードディスクを追加します。
下記のような設定でOKをクリックします。サイズは適宜変更してください。
次にParallels DesktopでWindowsを起動します。
Windowsが起動したらログインし、下記のURLからEaseUS Partition Master Proを購入し、インストールします。
EaseUS Partition Master Proのインストール
下記のURLからPartition Master Proをインストールしてください。
無料版でインストールを開始した場合は下記でProfessional版をゲットしてください。
言語は日本語で。
規約に同意してください。
インストールフォルダはデフォルトのまま完了します。
EaseUS Partition Master ProでOS移行
インストールが完了したらEaseUS Partition Masterを起動します。
EaseUS Partition Master Proを起動すると下記のように現在のディスクパーティション情報などが表示されます。画面上部にあるOS移行
をクリックしてください。
今回はディスク0のCドライブからディスク1のEドライブにOS移行を行い、ディスク0を削除しようという試みです。ソースディスクとターゲットディスクを確認して問題なければOKをクリックします。
下記のようにコマンドプロンプト画面で進捗状況が表示されます。しばらくコーヒーでも飲みながら待ちましょう。
The batch operations are processed successfully!
が表示されたら成功です。少し経つと再起動が始まります。
移行確認
Windowsが起動したら何もせずにシャットダウンしてください。そして再びコントロールセンターから歯車アイコンをクリックします。
構成変更画面が表示されたらブート順序
をクリックして、先程追加したハードディスクを一番上に変更します。今回のケースでは ハードディスク2
を一番上に持っていきます。
ここまでの設定で、OS移行により移行先のディスクで起動が行われるようになります。今回で言えば、もともとCドライブで起動していたのが、Eドライブで起動されるようになっているはずです。
起動が問題なく確認できたら、元々あったハードディスクを画面左下にある-
ボタンで削除してください。(上記の画面であればハードディスク1が元々あったハードディスクになります)
まとめ
Parallels DesktopでWindows10をインストールするとディスクの初期設定が256GBになっているため、一度インストールしてしまうとサイズを縮小することができません。そのため、今回のようにEaseUS Partition Master ProのOS移行機能を使用することで必要なだけディスクのサイズを縮小することができます。SSSDは安くなってきたとはいえ、パーティション管理ソフトのPartition Masterで縮小する方が安く済む場合もあるのでこういった解決方法も知っているとなにかと便利です。