まだまだ暑いですね。冷えたドリンクを楽しむには保冷効果の高いタンブラーが良いのですが、人気のありそうなタンブラー2種の保冷性能を比べてみました。結論から言うとヤマゼンのほうが性能、価格ともに優れていました。詳細は下記の記事をご覧ください。
※2013/08/27追記
本記事の比較テストは専門家ではなく、1ユーザが個人的に行ったものです。あくまで参考記事として扱って頂ければ幸いです。
サーモスのタンブラーと比べてみました
今回はサーモスとヤマゼンという2つのメーカーのタンブラーで試してみました。
ヤマゼンのマジックタンブラー(ITD-450MR)
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サーモスの真空断熱タンブラー(JCY-400)
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保冷性能テスト
室内環境:温度30.6度、湿度59%
氷:3cm四方の氷 x 8個
水:常温の水道水 260ml
開始直後
氷と水を入れた直後はまだ10°前後です。
サーモス:10°C
ヤマゼン:9°C
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10分後
少しずつ水温が下がってきて、10分後には4°まで下がりました。今回はかき混ぜていないのですが、かき混ぜるともう少し早く水温が下がりそう。
サーモス:4°C
ヤマゼン:4°C
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20分後
今回は3°より下がることはありませんでした。氷もまだ大分残っています。
サーモス:3°C
ヤマゼン:3°C
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以降はしばらくどちらも3°Cをキープしたままでした。
110分後、ついにサーモスの氷が…
110分経過したところでサーモスのタンブラーの氷が殆ど無くなってしまいましたが、ヤマゼンのほうはまだ氷の塊がはっきりと見えています。
サーモス:3°C
ヤマゼン:3°C
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氷の量に差がはっきりしていたため、以降はサーモス側から水温が上昇しはじめると思われたのでで計測を止めました。
メーカーについて
まず、それぞれのメーカーについて簡単に調べてみました。
魔法瓶を最初に製品化したのがサーモス社とのことです。また、タンブラーに限らずマグカップやコーヒーメーカーなど幅広い製品を取り扱っているようです。
「山善は、第二次世界大戦後の混乱期1947年5月に、初代・山本猛夫が福井市において機械工具商を創立したことに始まります。」
企業ページにはこのように企業設立の説明がありました。両社とも会社の歴史は長そうですね。
製造国
どちらの製品もパッケージには「MADE IN CHINA」と記載してあります。
どちらが良い??
今回のテストでは価格と性能を見てもヤマゼンのタンブラーに軍配が上がりました。ただし、保温性能や、条件次第ではサーモスのほうが優れている面があるかもしれません。あくまで今回の条件での結論であることをご了承ください。それにしてもヤマゼンはデザインや性能が殆ど一緒で、価格はサーモスの半分以下というとてもお買い得感の高い製品ですね。あと50mlですが、ヤマゼンのほうが容量が大きいこともポイントかと思います。
(※この記事を書いている時点ではヤマゼンのタンブラーがAmazonで売り切れになっています)
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