Swift Xcode6

Swiftでデバッグ用にLOGやLOG_METHOD()を使いたい

Objective-Cで使っていたLOGやLOG_METHODといったマクロをSwiftでも同様に使いたかったので作りました。

ソースコードはGithubに公開しています。
https://github.com/takezou621/SwiftLogging

環境

  • Xcode 6.3.1
  • Swift 1.2

準備

1.XcodeのBuild Settings

Xcodeから使用するプロジェクト名を選択し、TARGETSで該当ターゲットを選択します。
さらにBuild Settingsを選択し、Swift CompilerのOther Swift Flagsで

Debug = -DDEBUG

となるようにしてください。

2.GlobalConstants.swift追加

ファイル名は何でも良いのですが、ここではGlobalConstants.swiftというファイルを作成し、下記のような定義を追加します。

#if DEBUG
    func LOG(msg:Any) {
        println(msg)
    }
    func LOG_METHOD(funcName:String = __FUNCTION__,lineNum:Int = __LINE__ ){
        println(\"(funcName)\",\"(lineNum)\")
    }

#else
    func LOG(msg:Any) {}
    func LOG_METHOD() {}
#endif

これで、Build ConfigurationがDebugに設定しているときだけ、任意の場所にLOG()やLOG_METHOD()を記述しておくとコンソールにログが出力されます。

使い方

override func viewDidLoad() {
    super.viewDidLoad()
    LOG_METHOD() // メソッド名と行数を出力します
}

override func viewDidAppear(animated: Bool) {
    super.viewDidAppear(animated)
    LOG_METHOD() // メソッド名と行数を出力します
    LOG(animated) // 任意のパラメータを出力します
}

コンソールにこのように出力されます。

(viewDidLoad(), 14)
(viewDidAppear, 20)
false

Objective-Cで使っていたLOG,LOG_METHODと同じように使えると思います。

  • この記事を書いた人

たけぞう

熊谷に住みながら都内のIT企業でエンジニアをしています。ガジェットやアウトドア用品についてレビューをしていきます。 趣味はスポーツジムでトレーニングやジョギングをすることです。

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