一週間ほどYN560IIIを使ってみていろいろわかってきたことを整理してみたいと思います。ちなみに私は趣味でカメラを触っている人間です。プロではありませんので間違いなどあればご指摘いただけると助かります。
YN560 IIIの良い点その1:価格
まず何と言っても価格が安いというのがこのYN560 IIIのアドバンテージではないでしょうか?
当初私はNIKON純正のSB-910の購入を検討していたのですが、4万円以上するので躊躇していました。そこで色々しらべてみるとサードパーティの安いものもあることがわかり、最終的にYN560 IIIを購入しました。Amazonで8,000円程度ですから、単純計算でSB-910の約5分の1の値段です。
YN560 IIIの良い点その2:信頼性
まだ購入してから1週間程度ですが、2台のYN560 IIIを今のところどちらも安定して使えています。以前、別のサードパーティ製のストロボを使っていたことがありますが、そのときは光量が安定しなかったりしていましたがYN560 IIIに関しては問題なく使えています。
YN560 IIIの良い点その3:操作性
Nikon純正のSB-800も持っているのですが、YN560 IIIはSB-800よりも操作性が高いです。SB-800はボタンの長押しでモードが変わるのですが、それに比べてYN560 IIIはすべて背面にラベルが書いてあるボタンで操作できます。つまり、自分が操作したいことが操作パネルに書かれているため、操作に迷うことがあまりありませんでした。実際に説明書はほとんど読まずに使えています。
YN560 IIIの悪い点その1:大きさ
一方良くない点ですが、まず大きさが挙げられるかと思います。SB-800に比べると背丈もちょっとあり、かさばります。屋外で使用する場合、複数台を保管する場合など邪魔に感じるかもしれません。
YN560 IIIの悪い点その2:TTL未対応
もしYN560 IIIがTTL調光に対応していたら、かなり売れるのではないでしょうか?とはいえ、TTL調光が簡単に機能追加できるような単純なものではないことは素人目にも想像がつくので、こればかりは今後の新機種対応で期待したいところです。
まとめ
今回YN560 IIIを触ってみて、結果的に自分にとって一番良かったのはマニュアルであるがゆえにあれこれ設定を変えたり、そもそもストロボの使い方(GN計算式など)をちゃんと調べて実践する良い機会になったということです。自動で調光されるのが当たり前だと思って何もしないより、どうすれば自分の思っている光を被写体に当てられるのか試行錯誤するほうが得られるものも大きいですし、何よりもそうやって少しずつ知らなかったことがわかってくるのが楽しいです。
私が思うに、YN560 IIIが適しているユーザはこのような方ではないでしょうか?
- いわゆるブツ撮りなど、撮り直しのできる環境で撮影できる方
- 普段からストロボをマニュアルで撮影している方
- 純正に拘らない方
一方、適していないユーザはというと
- ブライダルカメラマンなど、撮り直しのできない環境で撮影している方
- 英語もしくは中国語が苦手な方(マニュアルが英語もしくは中国語しかないため)
- 価格は気にせず、良いものをそろえたい方(そういう方は純正ストロボが良いと思います)
これらはあくまで私の個人的な意見ですので、参考程度に読んでいただければ幸いです。
価格について(2013/08/22追記)
amazonが送料込みで7900円となっていて、おそらく一番安いのではないでしょうか?ただ、Amazonの価格も日々変動しているようで、8000円を超える場合もあるようです。私もAmazonで購入しました。ちなみに現時点ではkakaku.comでは取り扱っていませんでした。
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