エレクトロニクス

9VのACアダプター接続をUSB接続に改造

はじめに

AliExpressで購入したGM328 トランジスタテスターが006Pバッテリーか9V ACアダプターで給電する仕組みだったので、MicroUSBでも使えるように改造してみました。

材料

テスター本体以外で改造に必要なものは下記になります。

  • DC-DCコンバーター
  • ケーブル

DC-DCコンバーターの役割

トランジスタテスターは9Vで動作するようになっているため、USBからの5Vでは電圧不足になります。そこで、DC-DCコンバーターを使ってUSBからの5Vを9Vに昇圧する必要があるのです。

DC-DCコンバーターは下記の写真のように左側のVIN端子から5Vを入力して、OUT端子から昇圧した9Vが出力されるように設定します。設定はOUT端子にテスターを繋ぎながら、青色のポテンショメータで9Vになるように調整します。

私が購入したものは最初ポテンショメータを回しても反応がなかったので時計回りに何度も回してみたら電圧が変わりました。(10回転以上回してようやく変わったので最初は故障品かと思ってしまいました)

配線

トランジスタテスター本体から006P用に出ているケーブルを取り除き、代わりにDC-DCコンバーターのOUT端子出力の+-をはんだ付けします。このとき、+と-は間違えないように注意してください。

今回入力はDC-DCコンバーターについているmicro USB端子から行うためあとはDC-DCコンバーターをケースの適当な場所に固定します。ネジ穴開けたりしてがっちり固定したほうが良いのですが、今後バッテリー駆動できるようにするかもしれないのでホットボンドで接着しておきました。

動作確認

組み上げの前に動作確認してみます。

DC-DCコンバーター経由で起動してみたところ Bat. 9.0V OKと表示され、無事に昇圧された状態で動作しました。ACアダプターでも良いのですが、PCのUSBポートやモバイルバッテリーなどから手軽に給電できるようになって便利になりました。

  • この記事を書いた人

たけぞう

熊谷に住みながら都内のIT企業でエンジニアをしています。ガジェットやアウトドア用品についてレビューをしていきます。 趣味はスポーツジムでトレーニングやジョギングをすることです。

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