店舗の入り口にあるやつ
コロナ渦になり、店舗の入り口に自動アルコールディスペンサーが置いてあるのをよく見かけるようになりました。
Amazonでも手軽に購入できるようになっていますが、せっかくなので自作してみようと思います。
仕組み
どの製品も基本的には一緒だと思うのですが、近接センサーなどに手のひらが反応すると、それをトリガーとしてモーターポンプがアルコール液を吸い出して放出するという感じではないかと。
先人の取り組みを調査
同じようにDIYを試みた方はすでにいらっしゃるので、ネットを調べてみました。
Youtubeなどを見るとArduinoとサーボモーターでポンプ型の容器を引っ張ってアルコール液を放出するタイプのものが多いようです。
今回はInstructablesというサイトに掲載されていたものを参考に作ってみます。Arduinoやラズパイなどは使わず、センサーとモーターだけでシンプルな実装になっています。
https://www.instructables.com/DIY-Automatic-Alcohol-Dispenser-No-Arduino-Needed/
材料
- シャンプー容器(ダイソーで購入。110円)
- ウォーターポンプ(AliExpressで購入。321円)
- トランジスタ TIP32C (AliExpressで購入。10個で179円)
- 赤外線近接センサー (Amazonで購入。3個で439円)
- 1k抵抗(手持ちを利用)
- USBケーブル(ダイソーで購入。110円)
上記以外に半田、ケーブル、ホットボンドやUSBバッテリーなどが必要になります。(今回はいずれも手持ちがあったので割愛)
ブレッドボードで仮組み
instrauctablesの記事をもとにブレッドボードで仮組みしました。
配線図
配線等に問題がなければ、下記のようにセンサーに手をかざすとモーターが回転します。
この方法だと、手をかざしている間(センサーが反応している間)はずっとモーターが回転するので、実物ではアルコール液が出続けることになりそうです。実際の使い勝手がわからないので、まずはこのまま作ってみようと思います。
今回はここまで。