ちょっと気を緩めると危険なのが体重。そんなやっかいな悩みをサポートしてくれる便利な道具を紹介します。
人は目に見えるものに影響されやすい
自分の経験上、毎日きちんと体重を計測しているときは体重の増減がわかるので、増えてしまったその日は食事に気をつけることが多いです。
大事なことは、どれくらい増えたのかを曖昧にせず具体的に数字でわかるようにすることです。たとえば、朝体重を測ったらいつもより0.3kg増えていたとします。おそらく0.3kg程度は気づきにくいと思うのですが、それが視覚化されることでその増加分をなんとかしようと意識を持つことができます。
論より証拠に、実際に私がそうすることでダイエットに成功することができました。
これはWithingsの体重計とアプリを使って、今年の春から今日までの私の体重を計測したグラフになります。
何をするの?
こういうグラフを作るためにやらなければならないことを大きくわけて2つです。
- 定期的に体重を計る
- 計測したデータをグラフにする
なんだこれだけかと思うかもしれませんが、こういうのを毎日継続するのはなかなか面倒なものです。
とはいえ、体重を勝手に測ってくれるほど世の中進歩していないので、後者のデータをグラフ化するためのツールをご紹介します。
毎日メモするのって面倒
上のグラフを作るにために私がやったことは、ただ体重計に乗るだけです。実はWithingsというメーカーのWifi体重計を使うと、体重計に乗るたびに計測したデータをインターネット経由でサーバへ送ってくれるのです。
Withingsには体重計だけではなくアプリがあるので、それを使って上記のようなグラフを表示することができるようになっています。
つまり、毎日体重計に乗ることができればあとは面倒なことはWIthingsがやってくれるのです。
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スマホ用アプリ
Withingsヘルスコンパニオン(iOS)
Withings Health Mate(Android)
実際の利用イメージ
- 体重計に乗ります、そうするとセンサーが感知して自動的に電源が入り、体重を計測したあとサーバーへ自動的にデータを送信してくれます
- 計測が終わると体重計は自動でスリープ状態に入ります
- 計測が終わってしばらくするとアプリに通知が届きます
- 通知を受けてアプリを起動してみると、先ほど測ったデータがグラフに反映されて表示されます
他の製品と比べると?
オムロンやタニタが同じようなサービスを提供していることは知っていたのですが、結果的に下記の点で今はWithingsにして良かったと思っています。
- 国内のオムロンやタニタも類似製品を販売していますが、Withingsに比べて以下の点が個人的にマイナスでした。
- オムロンは体重データを6ヶ月しか無料で保存できない
- タニタはスマートフォンのアプリに対応していない(2013/08)
- オムロンもタニタも、体重計からアプリへのデータ転送がインターネット経由ではない(SuicaやUSBなど)
- デザインが悪い(いわゆる白物家電のデザイン)
オムロンのウェルネスリンク
タニタのカラダカルテ
Withingsの体重計は価格がちょっと高いですが、これらのサービスを有料でずっと使うことを考えると将来的にはむしろ安上がりになるかもしれません。
Nexus7だとカルテのように使えます
WithingsのアプリはiOSやAndroidスマホにも対応していますが、今回Nexus7にインストールして使ってみたところ、大きさが丁度カルテとして扱い易いサイズだと気づきました。
グラフの拡大や縮小の操作もしやすいので、室内ではもっぱらNexus7を使って体重管理しています。
あとは継続することが大事です
このように、面倒なことは極力機械がやってくれるようにできているのがWithingsの魅力です。
ちょっとしたことかもしれませんが、面倒なことがないからこそ継続できるのです。
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